沼山峠〜尾瀬沼一周コース
【コース詳細】
()は所要時間です。
時間は天候や体調により変動しますのであくまで目安と考えて下さい。
■沼山峠休憩所
↓(20分)
・沼山峠展望台
↓(50分)
■長蔵小屋前
↓(20分)
・三平下
↓(60分)
・沼尻休憩所
↓(60分)
■長蔵小屋前
↓(60分)
・沼山峠展望台
↓(15分)
・沼山峠休憩所
【ガイド】
尾瀬沼に一番短時間で入れるのが福島県側の沼山峠コースです。福島県の檜枝岐または七入りからバスで沼山峠で下車します。売店やトイレがあります。シーズン中の週末はかなり
混雑しますので出来るだけ早朝に歩き出すようにしましょう。
階段状の木道をゆるゆると登って行きます、一汗かくころには沼山峠展望台に到着です。展望台には「沼山峠」と標識がありますが
実際には手前のゆるやかな部分が峠と言った方が良いでしょう。展望台らしく遙か向こうに尾瀬沼が見えています。展望台からはゆるやかに下ってゆきます。暫く歩くと大江湿原に
飛び出します。春なら水芭蕉が、夏ならニッコウキスゲの大群落が出迎えてくれます。特に7月中旬から下旬のニッコウキスゲは圧巻で一面黄色の花で埋め尽くされます。
湿原中程までくると青々とした尾瀬沼と三本カラマツが大きく見えてきます。途中、右に細い木道がありまして、この先には尾瀬をダム工事から守った平野家代々のお墓があります。ヤナギランの丘と呼ばれていて8月上旬から中旬に
紫色のヤナギランが咲き誇ります。元の道に戻ってどんどん進み三本カラマツが間近に見える分岐を直進するとビジターセンターや長蔵小屋などが集まる賑やかな場所に到着です。トイレもあるので一服しましょう〜
休憩後は尾瀬沼東岸を進みます。樹林の合間から垣間見える尾瀬沼もなかなか良いです。やがて尾瀬沼と燧ヶ岳が大きく見える湿原に出てさらに進むと三平下です。三平下から右に進みます。尾瀬沼南岸道はやや湖岸沿いの道で常に燧ヶ岳が
見えている展望の良いコースですが所々木道が傷んでいるので注意しましょう。1時間ほどで沼尻に到着です。傾斜した湿原では初夏にはチングルマやワタスゲの群落が見られます。燧ヶ岳のナデッ窪の谷が間近に見られます。燧ヶ岳方面へ向かわず
右に進みます。尾瀬沼北岸道は比較的平坦で歩きやすい樹林の道でいくつもの小湿原を通る変化のあるコースです。浅湖湿原(あざみしつげん)を越えてほどなく進むと大江湿原に飛び出ます。カラマツの分岐を左に進めば沼山峠休憩所に戻ることが
出来ます。右に進めば長蔵小屋のある広場です。時間に余裕があればビジターセンターでも見学してから下山するのも良いでしょう。このコースは日帰りハイカーが特に多いので混雑を避けるため早めの下山をお勧めします。
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