鳩待峠〜アヤメ平コース

【コース詳細】
()は所要時間です。
時間は天候や体調により変動しますのであくまで目安と考えて下さい。

■鳩待峠
 ↓(90分)
・横田代
 ↓(40分)
・アヤメ平
 ↓(15分)
■富士見小屋
 ↓(20分)
・アヤメ平
 ↓(30分)
・横田代
 ↓(70分)
■鳩待峠


【ガイド】
 鳩待峠売店裏から山道に入ります。始めは急ですが次第に緩やかになりだらだらとブナ林の中を登ります。やがて笹原に出て暫く歩くと 突然視界が開けて横田代に到着です。ここからは見晴らしの良い尾根道です。振り返れば至仏山がなだらかな山容を見せてくれます。
 横田代を抜けて笹原越えると広い湿原が見えてきます。ここがアヤメ平です。湿原では植生復元のためのムシロが敷かれていて痛々しい光景が見られることでしょう。
前方には燧ヶ岳も見えてきます。また、初夏の頃には湿原一杯にチングルマとイワカガミの群生が見られ非常に美しいです。アヤメ平といってもアヤメが沢山あるわけでは ありません、昔の人がキンコウカの葉をアヤメの葉と間違えアヤメ平となったいわれがあります。
 さて、アヤメ平を過ぎて長沢新道に少し入ると富士見田代と呼ばれる小さな湿原と池塘があります、ここから燧ヶ岳が良く見え絶景ポイントの一つです。
 元の道に戻って階段を下ると太陽パネルが目立つ富士見小屋に到着です。小屋内でも休めますが有料です。ここで休憩したあとは来た道を鳩待峠に戻りますが、富士見下に降りるコースも 良いでしょう。こちらの方が混雑しませんし、富士見下から戸倉まで路線バスが出ています。富士見小屋から富士見下までは約90分です。尚、富士見下〜戸倉のバスは便数が少ないので 注意が必要です。

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