尾瀬ぽくぽく日誌

2018年6月23〜24日 初夏の尾瀬沼と燧ケ岳

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登山日2018年6日23日(土)〜24日(日)
ルート 【前日夜出発。】三鷹==新宿(22:00発)==(関越交通夜行バス)==大清水(3:50頃着)

■6月23日(土)(曇りのち一時雨)
 
 大清水(4:00頃発)・・・・・一ノ瀬(4:48頃着/休憩/4:55頃発)・・・岩清水(5:20頃)・・・
 三平見晴し・・・三平峠(5:53頃)・・・三平下(6:08頃)・・・元長蔵(6:38頃着/朝食)
  ※大江湿原散策。フライト1回。
 大江湿原第一ベンチ(9:20頃発)・・・浅見湿原(9:30頃/フライト/9:53頃発)・・・・・
 沼尻休憩所(10:26頃着/フライト/11:15頃発)・・・北岸道・・・元長蔵(12:10頃着/昼食)
  ※13時過ぎにテント設営。雨のため夕方まで待機。
  ※夕食後に少し散策。

■6月24日(日)(晴れ)
 
  ※午前1時過ぎ燧ケ岳に行くつもりが満天の星空撮影に変更。その後、少し仮眠。
  ※4時ころから早朝撮影。大江湿原も散策して朝食。テント撤収。
 ビジターセンター(8:00頃発)・・・長英新道登山口(8:20頃)・・・展望ポイント(9:09頃)・・・・
 ミノブチ岳(9:40頃着/フライト/10:13頃発)・・・展望ポイント・・・登山口(11:17頃)・・・
 大江湿原第一ベンチ(11:25頃)・・・ヤナギランの丘(フライト)※付近散策< ・・・・・
 ビジターセンター(12:10頃着/昼食/12:40頃発)・・・三平下(13:00頃)・・・三平峠(13:15頃)・・・
 十二曲がり・・・岩清水(13:38頃着/休憩)・・・・・一ノ瀬休憩所(14:10頃着)
 一ノ瀬==(タクシー)==大清水(15:00発)===(路線バス)==沼田駅
 ==高崎==(JR)==新宿==三鷹

同行者てばまる
出逢った
知人
horigutiさん、ozebakaさん

 

【前日夜出発。】三鷹==新宿(22:00発)==(関越交通夜行バス)==大清水(3:50頃着)

■6月23日(土)(曇りのち一時雨)
 
 大清水(4:00頃発)・・・・・一ノ瀬(4:48頃着/休憩/4:55頃発)・・・岩清水(5:20頃)・・・
 三平見晴し・・・三平峠(5:53頃)・・・三平下(6:08頃)・・・元長蔵(6:38頃着/朝食)
  ※大江湿原散策。フライト1回。
 大江湿原第一ベンチ(9:20頃発)・・・浅見湿原(9:30頃/フライト/9:53頃発)・・・・・
 沼尻休憩所(10:26頃着/フライト/11:15頃発)・・・北岸道・・・元長蔵(12:10頃着/昼食)
  ※13時過ぎにテント設営。雨のため夕方まで待機。
  ※夕食後に少し散策。
  

 前回の日帰り尾瀬から1週間しかたってないが、尾瀬沼に行くことになった。直前に尾瀬沼キャンプ場にキャンセルが出て、さらにバスにもキャンセル が出てため、大江湿原のワタスゲも見たかったのですぐに予約となった。沼でのキャンプはかなり久しぶりである。しかし初日は午後から雨予報、翌日は 朝から晴れそうである。
 
 そしてなんと尾瀬仲間のhorigutiさんも同じ日に夜行バスで入る、しかもなんと隣の席というからびっくりだ!
 いそいそとバスタ新宿に行きバスに乗り込むがまだhorigutiさんは来てないようだ・・・。今回は一番最後尾の席である。
 しばらくするとhorigutiさんがやってきた。どうもどうも(^-^)/ ほどなくしてバスは出発。しばらくは談笑であった。
 まだコースは決めかねてるけどアヤメ平から入り明日は尾瀬沼経由とのことで帰りも一緒になりそうだな。
 
 しばし談笑するが珍しく早々に消灯するというので、二人とも寝る体制に・・・
 川越で数人乗車して一路戸倉をめざした・・・。
 
夏至の翌日なのでまだ4時前だというのにすでに明るい。
 となりが知り合いという事もありそこそこ寝た感じで大清水に到着。ではでは、また後でお会いしましょうとここで別れてバスを下車。
 
 前日が夏至で一番陽が長いのはあまり変わらないので、すでに薄明るかった。
 珍しくバスからは沢山の人が下車、目の前の駐車場もほぼ満杯だった。そこそこ入ってるみたいだ。
 時間短縮で一ノ瀬までシャトルタクシーも考えたけど、どうやら5時始発のようでまだ1時間もある・・・仕方ないので歩くことにした。
 
 林道の中は薄暗いけど空はもうかなり明るいので、ヘッドライトなしで歩けそうだ。
出発! ヘッドランプはいらない。恨めしいくらいの朝焼け・・・。
 さーて、行きますか!! と歩き出す。
 
 同時に数組がスタート。ザクザクと林道を進む・・・・ まだ薄暗いので花があっても撮影は難しい・・・。
 ひんやりとした空気も歩くとすぐに暑くなる。
 
 途中から東の空が俄かに色づき始めた!! みるみるうちにいい感じの朝焼けに変化してゆく・・・あああ、こういうのを尾瀬の中で 見たかったのに・・・ 恨めしく樹林越しに撮影・・・ 実際この朝焼けはかなり焼けたようで尾瀬に滞在している仲間や小屋スタッフの facebookに写真が載っていた・・・。 horigutiさんも戸倉で見ていて、あああ・・・と悔やんだそうだ。 
 
 中間地点を過ぎる頃にはすっかり明るくなっていた。朝の内は良い天気の筈。早めに到着したいところだ。
 
 その後もどんどんと快調に歩き進み、見覚えのある杉の木が見えてくるとほどなくして一ノ瀬に到着だ。ひとまず休憩〜
 前回は閉まっていたけど、今回は休憩所の中にも入れるようになっていた。器具などはすっかり運び出されてガランとしている。ほんとに 今年は営業はないようだ。
ザクザクと林道を進む・・・一ノ瀬休憩所に到着。 休憩所の中にも長椅子が置かれていた。
 数人が休憩なしに登って行った。 外人と日本人の男性ペアはここで朝飯のようでお湯を沸かしてカルボナーラを作っていた。こちらは尾瀬沼に 入ってからの予定だ。とりあえずシャリバテのゼリーを少し食べて、再び歩き出す。
 
 すっかり新緑濃い森の中を進む。相変わらずザーザーと沢の音が響くが、春先の水量よりかなり減っているようだ。
 道々にはゴゼンタチバナ、マイズルソウ、ギンリョウソウ、タニギキョウなどが咲いていた。
緑が濃くなった登山道を進む・・・マイズルソウ ギンリョウソウ
階段は歩きやすいけど、けっこうキツイ・・・ピンク色のタニウツギが目立つ 
植栽された黄色い花。十二曲りを登る
 ゆっくりゆっくりと登る。名もない滝を過ぎしばらく進むと冬路沢からいよいよ階段を登る。
 さすがに荷物が重いので何度も何度も立ち止まる。先週末の疲れもいくぶんかあるのか足はやや重かった…。
 
 なんとか岩清水に到着。コップ一杯の水を飲み干した!! うーん旨い!! まさに生き返る心地だ。
 さらに歩いて十二曲りである。階段のところにはタニウツギが満開だった。さらに黄色い花は植栽されたものが残っている。なぜ撤去しないのか 皆目不思議だ・・・。
 
 よっちらおっちらと十二曲りを登ってゆく・・・ つらいけど、標高はどんどん高くなるので精神的には楽かもしれない。
 柔らかな朝陽が差し込むが、やはり雲は多いようだ。でもまだ高曇りで明るい。
 
十二曲り上部。三平峠。
 どんどこと登り、尾根道に出た。例年ついてるアカモノの花は見当たらなかった。もう終わったのかな?
 
 しばしゆるゆると木道を進むと三平見晴し。遠くには至仏山が見えていた。赤城山もうっすらと見える。
 
 しばらく石段と木道を何回か繰り返しながらゆるゆると登ってゆく。道々の花は少なく寂しい。
展望ポイントからの大江湿原遠望。
 針葉樹の森を進めば、三平峠に到着だ。ふぅ〜 少し座ってからすきくに出発。あとはもう下るだけである。
 幸い木道も乾いていて歩きやすかった。
 
 いつもキヌガサソウが沢山咲いてる場所はシカの食害で全滅していた(T-T) 葉っぱを食べられると茎しか残らないし新しい芽が出てくることがない ので栄養不足で来年以降が心配だ。
 
 木道をゆるゆると下ってゆくと、三平下に到着である。珍しく何人かのハイカーが休憩していた。こちらはとくに休憩もせずそのまま通過する。
 早稲の砂っ風湿原ではワタスゲが揺れていたけど、朝露に濡れてしょんぼりである。コバイケイソウの花がここもかなり多いようだ。
   
 前回はここからドローンを飛ばしたけど、今日はいいかな・・・。
 レンゲツツジも鮮やかでここのはまだ新鮮である。 タテヤマリンドウも多いけどまだ開いてなかった。
早稲の砂っ風湿原からの燧ケ岳。ワタスゲとレンゲツツジ 東岸道はまだまだ整備途中・・・
 湿原も通過して東岸道をどんどんと進む・・・ 鳥の鳴き声があちこちから聞こえて静かな湖畔の雰囲気だ。風も穏やかである。
釜っ堀湿原のコバイケイソウ!!びっしりと咲いていた。
 
 そうして釜っ堀湿原に入ると目に飛び込んできたのはコバイケイソウの大群生!! こんなに咲いてるとは!! 今年は当たり年で尾瀬ヶ原でも 沢山咲いていたけどこちら尾瀬沼も同様のようだ。 びっしりと咲いているので密集度が素晴らしい! 彼方の景鶴山を背景に撮るといい感じだ。
 
元長蔵の広場。いつもの風景にほっとする。
 そのまま元長蔵へ移動。カラマツもすっかり新緑になっていた。
 ベンチ付近の工事はまだのようである。今年中には始まるという噂だ・・・ 
 
 とりあえずここで朝食である。いつもの風景をみながらゆっくりと頂く。テントの受付は13時くらなのでそれまでは時間つぶしをしないと いけない。午後の天気が良ければ燧ケ岳にでも登るけど雨予報ではちょっと難しい・・・ まあ沼尻くらいまでは散歩に行ってみるかな。
 
湿原へ出る。まだ少し日差しはあるのが幸いだ。
 食べ終わり、必要なものだけサブザックに詰めた。そして、ビジターセンターに移動。ここに棚があるのでここに本体は預ける。すでに他のキャンパーも 同じように入れてあった。
 
 さて、ひとまず、大江湿原に行ってみるか。ワタスゲの様子も気になるし。
 湿原に出て行こうとすると湿原の方からゾロゾロとグループが・・・ん? どうやらテレビスタッフのようだ。しかも、ドローンが入ってると 思われる箱を持ていた!! もしかしたらNHKかな? 昨年のオフ会に来ていたスタッフだろうか? ガイドの方もいるようで、どうもこのガイドを 取材しているようだった。気になるけど、ひとまず、離れて湿原へ移動する。
 
 湿原ではオオバタチツボスミレが花盛り! ハクサンチドリも点々と咲き出していた。ミツガシワもまだ見られる。
 第一ベンチ付近ではタテヤマリンドウが開き始めツマトリソウも咲いていた。ニッコウキスゲもポツポツと蕾が伸びてきているようだ。今年はどのくらい 咲くだろうか? 
オオバタチツボスミレツマトリソウ ハクサンチドリ
 
レンゲツツジは終盤。シナノキンバイ
 三本カラマツもすっかり新緑であった。ゆっくりと奥の方へ進む・・・ レンゲツツジはピークは過ぎ出るけどまだあちこちオレンジ色に見える。
 テラス回りもまだ結構咲いていた。
 
 川沿いにはシナノキンバイやズミもまだ咲き残っていた。
 そしてワタスゲは、うーむ、そこそこかな? まだ乾いてないのでボリュームがないけど例年よりは少し多い感じだ。
 レンゲツツジとコラボ出来るヤナギランの丘との分岐付近。レンゲツツジは半分終わっていた・・・ 残念。
そこそこ白い絨毯のワタスゲ群生と三本カラマツ。 レンゲツツジは終盤だけどワタスゲとのコラボがいい感じだ。
もうすこしフワフワ感が欲しいけど・・・
 そこから奥の方のワタスゲがそこそこ白く見える。やはり奥の方が多いのかな? まだハイカーも少ないので飛ばすなら今の内だろう。
 
 フライト場所はどこがいいかなと見ながらどんどん奥の方へ進むと山側にレンゲツツジが綺麗な場所があり、このあたりからワタスゲ群生を撮って見るかと いうことになった。午後は雨で飛ばせないので、まだ半乾きとはいえチャンスは少ないので飛ばせるときに飛ばさないと・・・
 
 さっそく支度をして、フライト開始!! まずは超低空でワタスゲやレンゲツツジを撮影する。しかしワタスゲは上から撮ると圧縮効果が消えるので この程度の群生では白さが伝わらない・・・ 困ったものだ・・・
 
 しばらく低空撮影してから、いよいよ高度を上げながら沼の方へ飛ばしてみる。ぐんぐん上がるともうワタスゲのワの字も見あたらなくなる。代わりに すっかり緑に覆われた大江湿原と蛇行する大江川が綺麗だ。
低空飛行に寄るワタスゲ群落。右上に木道が見える。 大江湿原もすっかり緑色に覆われた。
 ミーンとゆっくりと沼の方へ移動すると、橋のところで人が集まってなかなか動かない・・・ どうやらさっきの取材班かも? 
 もしかしたらドローンも飛ばしているかもしれないので、ぶつかることはないだろうけど、念のためこれ以上はやめておくか・・・とドローンを引き返させ ながら撮影した。
 
 朝のうちより雲が厚くなってきたようで日差しも僅か・・・早めに降るのかな? 出来たら降らないで欲しいけど・・・
 
ガイドさんが歩く様子をドローンが撮影。
 とりあえず沼尻方面にでも行ってみるかとトボトボと来た道を戻る・・・ まだ橋の上には人がいて、やはり取材中のようだ。  第一ベンチにはドローンの箱とザックが置いてあった。すると、ビジターの方でドローンの音がしている!? 見るとさきほどのガイドさんが 歩いていて、横からドローンで撮影しているようだ。ガイドさんはゆっくりとこちらに歩いてくるのを見ていたのでもしかしたら僕も映ってるかも? でも何度か撮ってるだろうから今のカットが使われるかどうかは不明だ(^^;) 
 
 ガイドさんがベンチまできてワンカット終わりのようだ。 ガイドさんとちょっと話すとやはりNHKで「にっぽん百名山」の燧ケ岳編だそうだ。8月に放送とか! 
 今回は大清水から長英新道を使った登山ルートのようである。
 
撮影中のスタッフたち。
 するとドローンを持ったパイロットさんも戻ってきた。ドローンは業務用途でも使われるDJIのPhantom4であった。ガイドさんは別カットで橋の方へ行ったので しばしパイロットさんと談笑することが出来た。燧ケ岳は昨日撮影してきたそうで素晴らしい天気だったそうだ。ただ、風があってフライトは難儀したとか。
 昨年のオフ会の時のチームではないとのことだ。さきほど湿原奥から飛ばしてましたという話をするとさらにドローン談義がとなった(^^;)
 
 アシスタントさんもいて長蔵小屋からバッテリーを持ってきた。さすがに30分飛ばせるだけあってデカい!
 こちらが映した映像を見せたり、僕のドローンを見せたりして、ちょっと盛り上がってしまった(^^;)
ドローンでワタスゲを撮影中?
 NHKはドローンを使う取材が多くて何チームも全国に散らばり撮影しているそうだ。百名山だけでも数チーム居るらしい。
 
 談笑しているとozebakaさんが出勤してきた。どうも(^-^)/ とちょっと挨拶。このあともあまり談笑出来ず仕舞だった。残念。
 
 少し荷物を取りに行ってから再び戻ると、三本カラマツのところでドローンを使って再び撮影していた。風景だけでなく、人の動きもドローンで を多用しているのにはびっくりだ。でも全て使われるかどうかは限らないので無駄は多そうだな(^^;) 
 
 またパイロットさんも戻ってきたのでしばし談笑。あまり仕事の邪魔をしても行けないし、降らないうちに沼尻までは行ってきたいので、ここらへんで 終わりにして向かうことにした。それでは・・・と挨拶して歩き出す。
 
ウワミズザクラまだ咲いていたキヌガサソウ
 ガイドさんのカットをまだ撮っていて、こんなの使うのだろうか? 湿原を覗き込んでいるだけなんだけど・・・(^^;)
 三本カラマツの下にはウワミズザクラが咲いていた。 スタッフたちの横を通り過ぎて丘に上がり北岸道を進む・・・
 
 途中にはまだキヌガサソウが咲いていてびっくりだ。随分前に咲いたと情報があったけど、まだ咲いてるとは・・・
 
浅湖湿原。
 長英新道入口を通過、明日は出来たら真夜中に登りたいけど、どうするか・・・天気もまだよくわからない・・・
 
 浅湖湿原に出る。こちらも淡い緑色になっていてなかなか綺麗だな・・・ さっきは沼側から大江湿原が撮れてないので、ここから飛ばしてみるか・・・ ということで2回目のフライトである。
 いそいそと準備をして、人の来ないのを確認してからミーンと上昇。湿原の奥の方からスタートして沼近くまでは低空でそのあとは上昇させた。曇り空で 空を入れるとイマイチだけど湿原を撮る分にはいい感じだ。元長蔵の沖合を通過して檜の突き出しあたりまでいってから旋回して大江湿原の方へ向かう。
 
沼の上から大江湿原を撮影。曇るとちょっと冴えない・・・ 浅湖見湿原を俯瞰。
 カラマツに近づくと、まだスタッフが木道で取材中のようだ(^^;) 真上くらいまでとばしてやった。さらに奥の方へ飛ばしてから森の上を通過して帰還。
 あとでチェックするとヤナギランの丘手前でパイロットさんが飛ばしている様子が映っていた。ワタスゲの群生を低空で撮っているようだ。やはり 考えることは同じかな? どんな風に撮れたのか気になる。
 
 浅湖湿原をあとに沼尻へ向けて歩き出す・・・。
 樹林の中は相変わらず花は少なくゴゼンタチバナやミツバオウレン、ナナカマドにオオバスノキくらいしか咲いてなかった。
ゴゼンタチバナは花盛り。尾瀬沼北岸の小湿原。 オオバスノキ
ヒオウギアヤメが咲き始め。新沼尻休憩所。
 しかし湖岸のところにはヒオウギアヤメもポツポツ咲いていた。
 
 すれ違うハイカーはそこそこ多くて、南岸まわりで歩いてきたのだろうか? 軽装備なので日帰りだろう。たまにテント泊の人もいて尾瀬ヶ原から 縦走してきたのかもしれない。
 
 サクサクとあるいて沼尻湿原に到着。すっかり雲が厚くなっていた。三平峠の方の山にはついに雲が掛かり始めている、やはり降りそうだな・・・。
 
 ひとまず沼尻休憩所を見学。すべて解放されているけど窓口はまだ販売していない。しかも自動販売機が置かれているので、基本的に飲料はこれで販売だろうか?
 内部はベンチもないけどそこそこ広いので急な天気の急変時には避難場所には使えそうだ。
湿原側のテラス。パラソルは日よけ専用のようだ。冷たい飲料系は自販機で。 沼側は昔のような佇まい。でもベンチがないのが残念・・
ワタスゲ揺れる沼尻湿原。ヒメシャクナゲ。
 桟橋では長蔵小屋の助さんが修繕作業をしていた。船はまだまだ荷運び用に現役で使うようだ。
 
 さて、ここでも1回飛ばしておくか・・・。
 しかし休憩所からでは目立つので、湿原の奥の方から飛ばしてみようと移動する。
 
 
 湿原にはまだヒメシャクナゲが少し咲いていた。ワタスゲは少ない・・・でももうキンコウカの花芽が出てきているのには驚く!!
 
 さっそく、ドローンを準備する。曇りだとあまり綺麗でもないので1回であちこち廻るようにルートを決定。まずは上昇! 50mくらいから休憩所の 上空を通って湖岸を進む・・・そして、小沼湿原を撮影。
沼尻津減の池塘群を上空から。 白砂湿原。彼方に尾瀬ヶ原と至仏山が見える。
ナデッ窪に近づく。
さらに上昇させて、ついでに白砂湿原まで行ってみるか・・・とその方向へ飛ばす。次第に それらしい湿原が見えてくる。かなり近づいたところで俯瞰撮影。下降したいけど、ここたらだと山腹と樹林で電波が遮られるので、上から撮るだけで、 引き返した。今度は小沼からナデッ窪に向けて飛ばしてみる。
 
 光があればナデッ窪の新緑も綺麗だろうけど・・・ かなり近づいてゆくが、あまり上昇させられないので、終了。湿原から登り坂が始まるあたりまでは 意外と距離があるようだ。 
 
 バッテリーをギリギリまで使って帰還させた。よしここは終わりだな。晴れてればもう少し撮りようがあるけど・・・。
 
 と、沼を見渡すと、先ほどより雲が湧きあがってきていた。下界はもう降ってるかも?
 
 南岸経由で戻ろうかとも思ったけど、やめて北岸を戻ることにした。
 帰る前に、池塘群を散策。 けっこうもうトンボが飛んでいる。湿原はホロムイソウの地味な花も咲いていた。
沼尻湿原の池塘風景。ホロムイソウ カオジロトンボ
 

 相変わらず賑わう沼尻休憩所を後に北岸道をサクサクと戻った。。。。
 
 
 大江湿原に戻ってくると、さすがに取材班はいなくなっていた。
元長蔵小屋。ラーメンをズルズルっと。
 ちょうどお昼時だけど、食堂はやってないようだ。尾瀬沼は食料調達に乏しいので少し余分に持ってきているので、ラーメンを作ることにした。
 
 元長蔵に移動して作り始めるとポツポツと雨が降りだした・・・あれれ、もう降りだすの!? 降る前にテント張りたいのだけど・・・ 
 でも幸いに雨はかなり小雨でふったりやんだりだ。
 
 久しぶりにこの場所での昼食な気がするなあ。 意外と人も少なくて静かだ。ズルズルとラーメンを頂く。もちろん餅入りである。
 
 ゆっくりと頂いて、ごちそうさまでした。ふぅ〜
 
 片づけてからしばし周りを散策。湿原にはまだミツガシワの群生が! 桟橋のところにはエゾムラサキが沢山咲いていた。
エゾムラサキベニバニイチヤクソウ ミツガシワ
 
 ビジターの方へ移動してちょっと中を見学。ozebakaさんはいるようだけど、ちょっとみえずらい・・・事務所の窓から手を振るが 気づいてくれなかった(^^;) hidanmariさんは来て無いようだな…
 
 そうこうしているうちに、13時になったのでザックを持ってヒュッテに移動。早く貼りたいキャンパーが集まっていた。もう少し早くから受付 してほしいものだ。とくにこういう天気が悪い時は濡れながら作業はしたくないのである。やっぱりヒュッテは行政運営なので、臨機応変な対応が 出来ないのだ。。。
 
9番デッキに設営。
 9番目で受付を済ませて、いざ、テント場へ!! まだ手前の方も空いてるけど、お気に入りは9番か10番。10番は先客がいたので9番に決定。
 ちなみに受付でもらった札が9番だからといって9番に張る必要はない。
 ポツポツと降りだしているので、そそくさと手早くテントを設営した。荷物をほうり込んだら、ひとまず安心だ。濡れると重くなるので嫌だけど フライは張る。
 
 すると、バラバラと本格的に降りだした。間一髪だ!! ふぅ〜
 シュラフなどを準備しているうちに、さらに降りだしてきた。もう少し降らないかと思ったけど、普通に降ってきた・・・ 
 テント場でもスマホが使えるのでレーダーをチェックすると暫くは降り続きそうだ。これでは散策も面白くないな・・・。
 夕方まで閉じこもりになりそうだ。こういうときに尾瀬ヶ原なら龍宮小屋とかで時間が潰せるけど、尾瀬沼ではそういう気の知れた小屋もないし 知り合いも少ないので暇である・・・
 
 ま、ちっと昼寝でもするかな。とシュラフに潜り込んだ・・・。
 バラバラと落ちてテントを叩く雨音を聞きながら過ごす昼下がり・・・暇だ・・・(^^;)
 
 
 ちょっと寝たりして16時くらいになってもまだ雨はやまなかった・・・夜まで降るのだろうか? GPVの雲予想を見るが夕焼けも星空も難しそう であった・・・ 明日ちゃんと晴れないとなにも収穫が無さそうだ・・・ 雨なのでワタスゲもなかなか乾かないので厳しいかも? いちおう昼間では 滞在するつもりだけど・・・
 
まだ明るいはずだけど雨雲で薄暗い。ワタスゲも濡れて存在が判りにくい。
 16時半くらいになってやっと雨が止んできたので、少し散策に湿原へ出てみた。もう日帰り客もいないのでとても静かだ。ワタスゲもぐっしょりと 濡れている・・・ 風が吹いて晴れないとなかなか乾かないだろうなあ・・・。
 
 トボトボとテラスのあたりまで行ってみるが、何もないしオコジョも出なさそうだな・・・。
 17時過ぎまでウロウロしてみたけど、撮るものもないので、帰ることに・・・ 風呂でも入るかな!!
 
 テントに戻り着替えとタオルを持ってヒュッテに移動。500円払って入浴だ。ちょうど夕食中で焼き魚のいい匂いがしていた。
 風呂は1人しか入ってなくてのんびりと浸かることができた。ちょっと温めだけど、温まるのとそうでないのとでは翌日の疲れ具合が随分と違う。
 
夕食メニューは麻婆豆腐。
 さっぱりしてテントに戻った。さて、夕食の準備だ。
 今宵のメニューは定番のカレーではなくてレトルトの麻婆豆腐である。さらにツナ缶もつけた。
 周りのテントでも夕餉の香りが漂っている。どこか焼肉でもしているのか、いい薫りが・・・
 
 お腹も空いているのでバクバクと食べる。すると急に西空が明るくなってきていた。およよ? 晴れるのか? 
 少し青空も見えてきたので、もしかしたら焼けるかも? と急いで食べ終わりカメラを持って釜っ堀湿原の方へ向かった。
 
奇跡のプチ夕焼け?ほんのり夕焼け色に染まるコバイケイソウ。
 到着すると南西の空が少し色づいていた!! おお!! まさかの夕焼け空にちょっと感激! 大した焼けではないものの、こういうのがあるのとないのと では気分的にも違うものだ。ちょうど白いコバイケイソウが夕焼けに染まっている。いい感じだ! 
 しかし雲の動きも早く、色づきはどんどんと消えてしまった・・・ 
 
 その後、大江湿原にも出てみる。 サンダル履きの泊り客がポツポツと散歩していた。
元長蔵にある食堂の建物の明かり。
 燧ケ岳も山頂まで見えているのでこれ以上崩れることはなさそうだ?
 うす暗くなる西空をしばし見ていると、急に雲の下部が赤みを帯びてきた!! むむむむ、第二幕か!!?? 急いで燧ケ岳が良く見える小屋側の 湿原まで移動するが、急激に色づきは消えてしまった・・・あああ、残念。もう少し焼けてくれれば・・・ しかしまさかの第二幕まであるとは!! 見れないと 思っていた夕焼けなので、ビックリである。
 
 雲の間に月が見え隠れしていた。このまま早めに回復してくれそうだな・・・ 星が見えると最高だけど・・・
 急激に暗くなってきたのでテントに戻った。
 あと、寝るだけかな・・・ あす朝、登るなら1時くらいには出発しないと日の出には間に合わないし、早めに戻ってこれない・・・ 
 しかし晴れるなら朝霧の中のフライトもやってみたい・・・ かなり気持ちは揺れ動いた・・・
 
 しばしテントで寛ぎ、9時くらいになったらトイレに・・・相変わらず曇り空で晴れるのかどうか微妙だ・・・
 そうして、再びテントに戻り、就寝となったが、これから寝ても4時間も寝れないし寝つきも悪いので寝不足確実・・・
 

■6月24日(晴れ)

  ※午前1時過ぎ燧ケ岳に行くつもりが満天の星空撮影に変更。その後、少し仮眠。
  ※4時ころから早朝撮影。大江湿原も散策して朝食。テント撤収。
 
 ビジターセンター(8:00頃発)・・・長英新道登山口(8:20頃)・・・展望ポイント(9:09頃)・・・・
 ミノブチ岳(9:40頃着/フライト/10:13頃発)・・・展望ポイント・・・登山口(11:17頃)・・・
 大江湿原第一ベンチ(11:25頃)・・・ヤナギランの丘(フライト)※付近散策< ・・・・・
 ビジターセンター(12:10頃着/昼食/12:40頃発)・・・三平下(13:00頃)・・・三平峠(13:15頃)・・・
 十二曲がり・・・岩清水(13:38頃着/休憩)・・・・・一ノ瀬休憩所(14:10頃着)
 一ノ瀬==(タクシー)==大清水(15:00発)===(路線バス)==沼田駅
 ==高崎==(JR)==新宿==三鷹

 0時ころに目が覚めるとテントの外がやけに明るくなっていた? 外を覗くと西に傾いた月が煌々と輝いている! 上を見るとそこそこ晴れているようで 星が見えていた!! おお!! 早めに回復してきたか!! ちょっと星撮影もしたいけど、燧ケ岳に行くことを考えるとここは我慢だ・・・
 
月明かりに浮かぶ三本カラマツ。
 1時ころスマホのアラームが鳴ったので起きる。眠い・・・ 外を見るとやはり晴れているようだ! このまま晴れると朝に霧がでて白虹の可能性も あるんだけど・・・ さらに朝霧漂う空撮も出来る・・・ うーん、悩ましいなあ・・・と思いつつも準備をして、テントを出た。
 
 ヒュッテの前までくると、おおおお・・・天の川が出てほぼ快晴の星空だ! まだ月明かりがあるけど沈んでしまえば満天!! さらに悩ましく なるもののトコトコと大江湿原へ出ると、沈もうとしている月明かりが沼の上に漂う霧を照らしてなんとも幻想的な感じだ。ちょっとこれは 撮っておくか・・・と三脚を出して撮影。これが運のつきで、角度を変えて撮りたくなり湿原の奥へ・・・ マジでいい感じで映る!! いいねぇ〜!
 
 いろいろ撮ってるうちに月は沈んでしまうが、急速に夜空が暗くなり星空が増してくる!! 綺麗だ!! 雨上がりということもあり、透明度も 良いので余計に星が輝いている。天の川もはっきりと見えてくる。さそり座は大きく傾いているけどいて座はちょうど南中しているようで天の川が 立ち上がる!! 
 これをみてしまうと、もう無理だな・・・と星空撮影開始だ! 三本カラマツを絡めたりしていろいろと撮ってしまう。あっというまに1時間過ぎて しまい、日の出の燧ケ岳は無理だ・・・ さらに9時10時に戻って来るのも無理だ・・・ 今回は諦めかなということになった(^^;) 
三本カラマツと天の川。 元長蔵から燧ケ岳と北斗七星。
 予定外の満天の星空を場所を変えながら撮影する。
 元長蔵の方へも移動して撮影してみるが、こちらはカラマツの枝が茂って張りだしているのでいまいち星空の範囲が狭い。以前はもっと広かった んだけど・・・
 
 なんだかんだと2時半過ぎまで撮影してしまった。そのうち霧が立ち込めてきてレンズも曇りがちになってきたので撮影は終了。このまま霧が濃くなれば 白虹の期待が高まるぞ!! 
 しかし、まだ夜明けまで時間もあるな・・・ ここで待っていても仕方ないのでいったんテントに戻り仮眠することにした。
 
 テント場に来ると灯りがついてるテントもあってガサガサしている、撤収して早めに登るのだろうか?
 完全に出戻りになってしまったけど、シュラフに潜り込んだ・・・
 
それなりの朝焼け?霧も少ない。
 すこしはウトウトしたようで、ハッと起きると4時・・・ もうかなり明るくなっているので急いで出発! まずはやはり元長蔵だ!!
 思ったほど霧は濃くない・・・燧ケ岳も山頂まですっきりと見えていた、あれれ・・・ しかし北東の空はいい感じに色づいてきていた! 
 次第に雲が赤くなり一気に焼けるか! と思ったけど、次第に薄れてしまった・・・ あららら・・・ まあ普通に朝焼けした程度だから普通なら いいのだけど・・・燧ケ岳をやめたのだからもう少し色づいてほしかった・・・ 
 
しっとりと濡れるレンゲツツジ
 焼けは急速に薄れとゆくので、では霧のあるうちにフライトしようと大江湿原に出る。
 散歩の人がサンダルであちこちに出ていた。まだしっとりと濡れた湿原が潤っていい感じだ。しかし、霧はどんどん流れて薄れていくようだ・・・!
 どんどん奥の方へ行くけど、霧は逃げるように薄れてしまう・・・ダメだこりゃ・・・ 尾瀬沼の方にはまだそれなりに漂っている。
 
 人もいないのでとにかく飛ばすべ! と燧ケ岳の見える展望テラスからフライトである! 
 
大江湿原の霧はどんどん消えてしまう・・・
 まずは、大江湿原の奥の方に霧があるので飛ばしてみるが、やはり近づくと薄れてしまうし高度を上げるとさらに薄れてしまう。それだけ濃くないと いうことだろう。仕方ないので上昇させて尾瀬沼の方へ飛ばす・・・三本カラマツを超えたあたりで、突如iPad miniの画面が消えた・・・へっ!?  一瞬原因が判らなかったが、どうやら定電圧である。低温化にさらされるとバッテリーが減ったようになる現象だ・・・あわわ。そんなに冷えていたのか・・・ とちょっと焦ったけど、モニターが使えなくても送信機だけで操作できるので、ひとまず自動帰還ボタンを押して帰還させた。
 すぐにミーンと音が大きくなり、頭上までもどってきたので手動に切り替えて送信機だけで操作して手元に戻した。ふぅ〜。しかも、あとから 気づいたけど動画がスタートされてなくこの時の映像がまったくなかった・・・ ガッカリ・・・(T-T) 正確には3秒間映った動画は残っていた。たぶん 誤って2回押してしまい動画を停めてしまったのだろう・・・
 
 このトラブルのせいですっかり霧も減ってしまったけど、ちゃんと撮りたいので、iPhone8を使ってフライト再開! 今度はレンゲツツジを低空で 撮影しながらスタート、徐々に高度をあげて三本カラマツの上空を通過して沼の方へ向かう。やはりあまり上空に上げてしまうと漂う霧が薄れてしまう ので程よい高度を維持。きりはけっこう動いているのが判る。
早朝の三本カラマツと尾瀬沼。 水面には霧が漂うが少ない。
太陽の左に日暈の一部が見えていた。
 ぐるっと360度回転させて撮影して、さてどうするかと、周りを見渡すと、北の方に幻日が出ていた! でもこれは幻日ではなく日暈の一部だった ようだけど、この時はそうは思わず、幻日を映しながら帰還させるかなと撮影してみた。まあそれなりに判るようには映っていたけど湿原が暗くなって しまうのでイマイチである。
 そして湿原だけを映しながらゆっくりと帰還させた。
 
 霧もないのでまあこんなものか・・・残念。これなら燧ケ岳に登った方が良かったかな・・・ 
 
大きな日暈が出ていた!
 トボトボとヤナギランの丘の方へ移動。三本カラマツにも少し陽が差し始めていた。そして、ふと太陽をみると大きな 日暈が出ている!! おお!! 朝からこんなのが出るとは珍しい。しかし、ここからでも円の全体が見えない。この時、尾瀬ヶ原でも見えていて 燧ケ岳の上空に日暈が出ていたそうで、荘厳な絵になっていたのである。羨ましい・・・ しかし、このとき尾瀬沼の方からドローンで撮れば全体が 撮れただろうに、どういうわけか飛ばそうという気がなかった(^^;) 勿体ないことをした・・・
 
 奥の方のワタスゲの状態を見に行くが、やはりびっしょりで乾くのには時間がかかりそうだ・・・ お昼くらいまでかかるかも? しかしそれまで まだかなり時間があるけど、とくに行くところもないなあ・・・
 
青空が広がり清々しい!
 またトボトボとビジターセンターまで戻ってきて、元長蔵から釜っ堀湿原へ移動。このころにはすっかり太陽もあがり霧も晴れて青空が広がっていた。 尾瀬沼も碧い!! これを上空から撮ってみたいなあ〜と俄かに思い始めるが、 ここからだとちょっと建物にも近いので・・・ 早稲の砂っ風のテラスまで行こうか・・・と思ったけど遠いし今なら人もいないので、ここから飛ばす ことにした。ここは東電管轄なので東電用プレートを掲示。 
 
 そそくさと準備をして、フライト開始! コバイケイソウを低空で撮影してからゆっくりと沼の方へ飛ばすと碧い水面に燧ケ岳が映りこみ美しい!!  そして、ゆっくりと高度をあげゆくと、微妙なさざ波があるのか逆さ燧がぼんやりしてしまうが、さらに飛ばすと並の無い部分にきたのでここでストップ させて、周辺を撮影した。うーん美しい光景だ!! 早朝でないとなかなか水鏡にならないので、グッドタイミングである。
碧い湖面に映る燧ケ岳が綺麗だ。 朝陽差し込む大江湿原。
コバイケイソウ咲く釜っ堀湿原!
 さきほどの日暈はすっかり消えてしまっていた。さらに高度を上げると至仏山も大きく見えてくる。ぐるっと撮影し、さらに釜っ堀湿原を撮影しながら 下降させて帰還させた。お疲れさん〜
 
 そして、ここで、やはり燧ケ岳に行ってみようという事になった。しかし時間的には山頂は無理なのでミノブチ岳まで行って、そこからドローンを 飛ばして山頂周辺を映せば撮りたい映像は撮れるはずだ。よしこれしかない!! あとは風がないことを祈りたい。
 
 すぐにテント場に戻るとまわりのテントも燧ケ岳にむかったのかほとんどが撤収されていた。残ってるのはもう1泊か、僕と同じように燧ケ岳往復して戻るのかだろうな。車が大清水に 置いてあれば遅くなっても問題ないけど、こちらはバスなのであまり時間はない・・・。
 
 ひとまず、朝食を頂く。燧ケ岳の上で食べようと思っていた菓子パンやソーセージ、そして余っていた味噌汁を作り朝食メニューだ。
 パクパクと食べて、けっこうお腹は満たされた。
 そしてシュラフなどを片づける。ちょっと湿ってるけど仕方ない・・・
 
 フライシートを軽く水気を拭いてからテントを畳んで、とりあえずザックに全て詰め込んだ。完了!
 テント券をヒュッテに戻してから、ビジターセンターへ。またまたここの棚を使わせてもらう。同じようにテント一式放りこんでる人もいた。考えることは 同じか(^^;)
 
青空と三本カラマツ。
 しゃて、時間は8時。行ってみましょう(^-^)/ と歩き出した。取材班は長蔵小屋前に集まってミーティング中? まだどこかで撮影するみたいだな。
 
 すっかり陽も高くなり青空が広がる。少し風はあるけどさほど強くはないが、山頂に行くと強いかも? 強いとドローンは無理なので、果たして とうなるか・・・とにかく行くべ!
 
 三本カラマツを見てから樹林帯に入り足早に進む・・・。 そうして長英新道へ突入! 以前はぬかるみが多くて歩きにくかったけど、最近木道が 敷かれたのでとても歩きやすくなっていた。 このおかげで一定速度の早足でサクサク進むことができる。ありがたい! 木漏れ日がいいかんじだけど あまりゆっくり出来ないので、どんどんと進んだ。普通の1.5倍速の速さだ。まだ本格的な登りになってないので、けっこう快調である。
木道が快適だ!ぬかるみは殆どなかった。 かなり歩いてもまだ1合目・・・
 木道は途中で終わり、少し歩きにくくはなるがまだまだ快調だった。
 どんどんと進むと次第に傾斜が出てきて登り始める。それでも暫くは問題なかったが、急に傾斜が増し始めると、足が重い・・・ 飛ばし過ぎたか・・・
 
 速度は遅くなりゆっくりゆっくりと登る・・・ ふと気づくとそこそこ標高が上がりチラチラと尾瀬沼が見えていた。
こういう段差が疲れる・・・。気に括り付けられている救難用のソリ。
 こちらから登るのは実に5年ぶりで、微妙に木立も変わっていて、どのへんだろう? とスマホの地図を確認、おお! 結構来てるじゃん! すでに ミノブチ岳までの半分くらいだ。しかもまだ1時間たってなかった。素晴らしい速さ!? でもこの先が辛いのは良く知ってるのでどうなりますか・・・。
 
 ゆっくりゆっくりと登る・・・ きついけどどんどん標高を稼いでいるし、樹林が疎らになって風通しも良くなっていた。
 はやくも上から下ってくる人もいてびっくりだけど、ミノブチ岳あたりで日の出だけ見て下山してるのかも? 
 しばらく進むと気に備え付けられた積雪期の救難用ソリを見つけた。これはもう何十年もこの位置だな。何回か付け替えられているはずだ。
 
展望ポイントからの尾瀬沼。日光方面の山も良く見える。きつい登りが続く・・・。
 すっかり足が重くなり、さらに段差が大きくなってきてキツイ・・・ それでもよいしょよいしょと登ると、一気に視界が広がり地図にも記載がある 展望台ポイントに到着! 尾瀬沼が一望だ! 遠くの山まではっきり見えていて、いい山日和だ! しかしこの先がキツイのだ、もしダメならこの場所から 飛ばせばそれなりに撮れるかな? でも山側は木立が高いので電波が難しいかも・・・
 時間は9時過ぎ。あと1時間くらいで登れれば、フライトにも余裕が出来るけど・・・通常スピードだとまだ1時間半以上はかかるのである。
 
 とにかく喝をいれて登り始める・・・ 
 しかーし、喝もあまり効かずすぐに疲れた・・・(^^;) 足が重い・・・ ちょっと進んでは立ち止まりプチ休憩。息が上がるわけではなく足が 重くなってくるのだ。攣らないかと心配になる・・・。
 
サンカヨウが咲いていた。湿地のような場所のコバイケイソウ。
 ちょっとずつ登ってゆくと、見覚えのある場所にやってきた、少し湿地のようになっているところだ。まだ綺麗なサンカヨウも咲いていた。少し 平らなところに出ると俎ーの山頂が見える! おお! ここまで来たか。コバイケイソウの花が咲き始めていてここも豊作みたいだ。
 少しゆっくり歩いて足を休ませつつも先に進むと、あれれ、まだ登るのか・・・ あああ・・・ でもミノブチ岳は見えている! もう一頑張りだ!!
 
 しかし半端なく足が重い・・・いやいや・・・風もある、これは登っても飛ばせないかも? 
 見上げる俎ーの山頂にはポツポツと人影が見えていた。早朝出発の人はもう山頂だな。
爽やかな稜線に見えるけど登ってくると地獄のようなところだ(^^;)やっと俎ーがはっきり見えてくる。 最後の急な階段を登る!!
 展望も宜しい尾根の道をヒイヒイ言いながら登ると、いよいよ最後の直登!! ここも昔はズルズル滑るような急斜面だったけど階段が出来てからは 楽になった。とはいえ、かなりの急な階段なので大変である・・・ 
 
ミノブチ岳から俎ーと御池岳。眼下には尾瀬沼の絶景!!
 何とが立ち止まりながらも、登り、ついにミノブチ岳に飛び出た! 実際飛び出る感じで到着して、目の前にはどーんと俎ーがそそりつ絶景!!   いやいや着きました・・・ 時間は9時40分。なんと1時間40分ほどで到着。地図記載の半分だ!! まあこれも軽装備だから出来たのだけど・・・。
 
 意外と風も弱く、そしてこの晴天!! 梅雨の晴れ間とは思えない素晴らしい青空!! 眼下の尾瀬沼も素晴らしい!! こちら側に飛ばしても 意味がないので、やはり山頂側に飛ばさないと・・・ 
 あまり時間もないので、さっそく準備する。幸い到着時にいたグループも出発していった。とりあえず今なら大丈夫だ。
 
 ミーンと少し上昇。軽く操作のチェックをして、いよいよフライト開始だ。青写真では尾根沿いに飛ばし俎ーを旋回させる感じだけど上の方の 風の状態が気になるが、とにかく行ってみよう〜 と移動開始。
 
 尾根沿いにゆっくりと上昇させながら進ませる。登山道を歩く人がけっこう多いのがわかる。
 しばらく飛ばすと柴安ーも見えてくる、おおお! いい感じだ! 鞍部から急気に傾斜が増すのでそれに合わせて上昇させると俎ーがどんどんと 近づいてきて大迫力だ!! 山頂には沢山の登山者が見えていた。あまり近づくとクレームがくるといけないので、さらに上昇!! ついに山頂が 眼下に!! 天気がいいので越後方面の山々も見えていて絶景だ!! 
 それにしてもやはり上空は風があるようで風切り音が500mも離れているというのに良く聞こえていた。
手前に俎ー、柴安ー、尾瀬ヶ原、至仏山を一望。 柴安ー側から俎ーと尾瀬沼。
 そうして、こんどはゆっくりと俎ーを旋回させてから柴安ーの方へ向かうが、ミノブチ岳からだと目の前の御池岳がちょっと影になり電波が弱まる ようで伝送が乱れた・・・ これ以上はやはり無理か・・・と途中で旋回させて尾瀬沼を捉える。さて、このあとは・・・ と少し考えて、俎ー山頂から 稜線を横に見ながら稜線に沿って下降させた。ちょっとプロっぽい?(^^;) ある程度下げてから今度は御池岳を目指す。火山の火口がはっきりと 見ることが出来る。もう少し近づきたいけど、電波が・・・ 
俎ー山頂から稜線沿い下降しながら撮影した。 御池岳から見ると双耳峰がカッコいい!!
 そろそろバッテリーも減ってきたので、最後に、柴安ーと俎ーの双耳峰を捉えた絵を作ろうと後退させた。動画のラストに使えるというわけだ。
 さてさて、マジで残りが少ないので帰還だなと自動帰還モードにさせた。
 
 おなじころペアの人たちが登って来てしまった。でも仕方ないのでこのまま帰還である。ミーンという音に気付いたようである。
 そうして、真上に来たところで手動で着陸させた。お疲れ様〜 なんとか無事に初フライト成功である。良かった良かった。
 
刷毛雲が出てきた。風になりそうだ。
 さきほどのペアが話しかけてきたので、さっき撮ったばかりの映像ですと見せてあげると、やっぱり感動していた! 俎ーと柴安ーを同時に捉えた 写真は空撮でしか撮れない場所なので、とても新鮮である。
 
 できたらあと1本飛ばしたいけど、時間が厳しいな・・・ とりあえず飛ばせたので悔いはないので下山だな。
 そそくさとドローンを仕舞うが、炎天下で飛ばしたのでバッテリーもiPadも随分暑くなっていた。これから真夏はもっと日差しが強いので、高温対策も 必要な感じだな・・・。
 
 到着時より少し雲が出てきたけど秋のような綺麗な刷毛雲だ。
 次回は山頂から飛ばして柴安ーもしっかり撮りたいと思いつつ、下山開始!!
 
意気揚々とどんどん下る・・・。しばし尾瀬沼を見ながら下ってゆく。
 下りも疲れるけど、気分的にも軽くなったのでサクサクと下っていって、あっというまにコバイケイソウ咲く湿地の場所に到着。俎ーを見上げてから 再び足早に下ってゆく・・・ 流石に登ってくる人はいないけど、先に下っていた登山者を数人追い抜いた。
 
 展望ポイントも過ぎて下ると、いよいよダラダラの樹林帯・・・ しかし、登りより少し余裕も出たのでまわりの植物なども見ながら下ってゆく。 気になっていたミツバオウレンやゴゼンタチバナの群生とかも撮影出来た。
 時間を見ると10時半過ぎだ、これはいいペースで着けそうだぞ! とサクサクと進む・・・
あちこちに咲いていたミツバオウレン。樹林帯を下る。 登山口に到着!!
 やがて木道が出てくるとさらにペースが上がり、ついに登山口に到着した! 11時15分。早い! これならワタスゲの撮影時間もあるし、もう1本 フライトできるかな? と大江湿原に向かった・・・。
 
晴天の大江湿原に到着。
 そうして、ほどなくして大江湿原に飛び出す。日差しが暑い!! horigutiさんは11時過ぎくらいに通過するかもと言っていたけど、もう来てるだろうか?
 facebookを見ても尾瀬沼ナウは無かったのでまだかな(^^;)
 
 さすがにこの時間はハイカーもちょっと増えてるけど、思ってたほどでもなかった。取材班はいないようだ。
 第一ベンチからそのまま湿原の奥へ移動する。
 
三本カラマツを入れた定番のワタスゲ群落。
 ヤナギランの丘付近のワタスゲは乾いてはいるけどまだしっかりほぐれてないようだ。やはり雨にぬれるとなかなか乾かないようだ。
 
 それでも、青空のあるワタスゲ群生はいいものだ。風でゆらゆらと揺れて初夏らしい風景である。
 
 奥の方も気になるけど、よし! ラストフライトだ!! 昨日は晴れカットのワタスゲ空撮は出来なかったので、撮っておかないとという感じだ。
 
 さっそく準備をしてミーンとちょっと上昇。簡単に青写真を描いて、やはりそこのレンゲツツジをいれつつワタスゲ群落をフライト・・・という 感じかな。
   
 いったんレンゲツツジのかたまりの方へ移動させる。人が近づいてきていたので、すぐに出発! レンゲツツジの上を超えてゆっくりとワタスゲ群生上空を 移動させてから上昇させた。そして、三本カラマツを旋回飛行!! そのまま尾瀬沼の方へ少し出して元長蔵を捉えながらから奥ッ沢湿原の方へ移動させ、 三本カラマツと燧ケ岳を入れた定点撮影してから帰還させた。はーいもお疲れ様〜あと1本あるけど、今回はこれで終わりだ。
定点ポイントからの空撮。 大江湿原の奥の方。
 
 しかし日差しが暑い・・・ まだ少し時間があるようなので大江湿原の奥の方まで歩いてみた。こちらもワタスゲの状態は同じで、まだ全体にはフワフワには なってなかったが、株によってはフワフワのもあり風に揺れていた。 全体的にはあと数日かかるのか、雨になりこのまま終わってしまうのかちょっとよくわからない・・・
もう少しフワフワ感が欲しい・・・。 フワフワのワタスゲもあった。
 小淵沢田代分岐近くまでいってから引き返した。昨日とは違う晴れカット。なんとか撮れてよかった。それにしてもhorigutiさんは見当たらない。 このワタスゲを見たいのでわざわざ尾瀬沼経由で大清水だと言ってたけど・・・
 
長蔵小屋。
 ぽくぽくと歩いて元長蔵まで戻ってきて、お腹も空いてるので食堂でなにか食べるかと思ったけど、今日もやってなかった・・・
 売店でクルミ大福を購入して、ザックを回収してから展望デッキの木陰に移動。残っていた予備食も加えて昼食替わりだ。
 後で判ったけど、この時にhorigutiさんがやってきたものの超ニアミスで下山していったそうだ。
 
 パクパクと食べてから荷物を詰めなおして完了。さーて、13時までに三平下に行けばまあ余裕だろうか。
 ちょっとその前にとozebakaさんに挨拶しようかと事務所を覗くけど・・・カーテンが閉まっていて中がわからない・・・ 居るのかな? 窓が 高い位置なので覗けないし・・・照明はついてるようだけど・・・違う人だとアレだし・・・ 昨日会ってるからいいけど・・・ 
 しかたないので、このまま下山することにした。
ちょっと風が出てきてさざなみが出ていた。まだまだ晴天で暑いくらいだ。 コバイケイソウと景鶴山。
 ずっしりとザックを背負い出発!! 元長蔵から景色を見てから釜っ堀湿原へ。相変わらずコバイケイソウが素晴らしい! 天気もすこぶる良く、 良すぎて日差しが暑い・・・そこそこ風もあるけど尾瀬ヶ原なんかは炎天下だろうなあ・・・
 
 木陰なのに暑い東岸をサクサクと進む・・・
木陰なのに暑い東岸を進む・・・。早稲の砂っ風で取材中のスタッフとドローンの出番を待つアシスタントさん。
 早稲の砂っ風湿原にくるし、あれは? まだこんなところで取材していた! 通る人が多いので、待ち時間も長そうだな。
 近づいていくと、ガイドの方が、「ドローンのお兄さんですね」というのではい「お兄さんです」と答えた(^^;) すっかり顔は覚えられたか?  するとドローンパイロットの方は反射板を持ってお手伝いしていた。ご苦労様です。と挨拶をして通過。と木陰に休んでいるアシさん発見。傍らには ドローンも待機中だった。ここでも飛ばすカットがあるのかな? 大清水から燧ケ岳ルートなのでこのあたりを歩く様子も必要なんだろうな。
 パイロットさんとはもう少し話したかったけど、仕方ない、下山だ!
 
青空広がる三平下。展望ポイントから大江湿原遠望。
 三平下に着くと中国人グループが集まっていた。煩い! コーラーを買ってみんなで飲んでいた。静かに飲め!!
 
 他にも休憩して人はいるけど、horigutiさんの姿は無かった・・・ まだ通過してないのか、先に下山したのか?
 少し座ってから、下山開始だ。 まあ峠まで頑張ればあとは楽々である。
 
 
 晴れ渡る空と尾瀬沼、燧ケ岳を見てから登り始めた。
 針葉樹林帯の方が湿度があるのかヒンヤリしている。それでも少し歩くと汗が噴き出した。
 ゆっくりゆっくりと登り、展望ポイント。また来月(^-^)/ と心の中で呟いてから再び歩き出す。
 
峠からどんどんと下る・・・。
 なんとか難所?を通過して木道が平らになりほどなく進めば三平峠。とくに休憩はせずそのまま下り始める。何だか知らないけど、小走りにやってきた 親子連れが抜いて行った。走るのは危ないんですけど・・・
 
 オコジョはいねぇかあ・・・とキョロキョロしながら下るが、今回も出会う事はなかった。ビジターでも目撃がないようでオコジョマップは貼られて なかった。激減しているのだろうか?
 
 茂っているのでちょっとしか見えない燧ケ岳をチラ見しながら進むと、三平見晴らし。至仏山はしっかりと見えていた。
 
十二曲りを下る・・・。オタマジャクシ!!
 そうしてどんどんと下り、十二曲りを下がる・・・ 日差しがキラキラと森の中に入りいい感じだ。
 
 あっというまに十二曲り取り付き。水たまりにオタマジャクシが大量に集まっていた。孵化したばかりのようだ。こんな狭いところで育つのだろうか?
 
 岩清水でちょっと休憩。壊れているとだけ書かれたベンチに座るとひっくり返りそうになった(^^;) あぶねぇ・・・ どうやら根元が腐ってる ようだ・・・ 早く直せよ! 
 
 それでもめげずに座って休憩してからまた歩き出した(^^;)
木漏れ日の登山道。ヒロハコンロンソウ
 あまり花もないのでどんどんと下る・・・ 花見さんがショウキランを見かけたというので、目を凝らして探しながら下ったけど、結局見つからなかった。 いったいどこにあったのか・・・ 
 
 冬路沢を超えて名もない滝。
 さらにどんどんと下る、あちこちにキソチドリの花芽が出ていたので次回来るころには咲いてるかな?
 
一ノ瀬休憩所に到着。タクシーに乗り換えた。
 次第に傾斜もゆるくなり護岸のカーブを過ぎると日光白根山が垣間見えてくる。そうして橋が見えると一ノ瀬に到着だ。ふぅ〜 
 14時10分。予定よりかなり早い・・・ 早いけど、歩くのも面倒なのでタクシーで行くことにした。ここにもhorigutiさんの姿はなかった。
 
 14時半の便に乗り込み出発。じゃりじゃりとゆっくりと下り、13分ほどで大清水に到着した。
 これなら15時ちょうどのバスに乗れば早く帰れそうだ。もう少し上でゆっくりしてもよかったかもなあ・・・
 ゲート近くにニッコウキスゲが咲いていたのでそこで足ゴールを決めた(^-^)/
 
ニッコウキスゲと足ゴール(^-^)/
 しかし沢山の人が待ってるけどhorigutiさんの姿は無し・・・ まだ降りてないのかな? 
 待ってる人の殆どはツアーバスに乗り込むようだからバスは空いてるかも。
 
 しばし待機してると、大清水ゲートからhorigutiさんが歩いてきた! どうも(^-^)/  
 なんと早めに降りたので旧道を歩いてきたそうだ。意外と通なんですよね(^^;)
 
 
 しばらくすると、バスがやってきたので乗り込む。やはり人は少なくガラガラだ。戸倉でも数人しか乗ってこなくて降りる人の方が多かった。
 時間があるので温泉も出来たけど、面倒なのでこのまま行きましょうということで、帰路に着いたのでした(^-^)/
 
 
 初日にちょっと雨がふったもののこれは予定通り。しかし予報より早く好天になり予想外のヲ満天の星空堪能。山頂までは行けなかったけど燧ケ岳での 初フライトも出来て、ワタスゲも見れたし、まずまずの収穫ありの尾瀬でした。行きかえりでは尾瀬仲間さんとの談笑もいっぱい出来たので総じて 楽しい尾瀬となりました。horigutiさんお疲れ様でした。
 
 
 おしまい・・・
 

★尾瀬沼と燧ケ岳で空撮した動画の編集版はこちら。 https://youtu.be/T9Tjo-iFA_8

元長蔵上空から大江湿原。