カバイロツルタケ     テングタケ科

撮影地:2010.8.28 三平峠付近  写真は幼菌の状態です。
発 生 地 尾瀬全域の山林下に発生します。 落葉樹林、針葉樹林、混成林でも発生します。
発生時期 8月〜10月頃
草   丈 傘径 5〜7p 柄高 9〜12p
特   徴  ツルタケに似ているが、本種は傘の色が茶褐色で、柄も少し茶色を帯びます。
 傘の真ん中ほど濃い色で端の方へいくほど淡くなる。また、長い放射状の溝線がある。
 幼菌の頃は粘液につつまれています。
 卵状のつぼ(柄元にあるもの)から発生して伸びてくる姿はタマゴタケにも似ています。
 
 よく似たものにオオツルタケというものがあり有毒です。色が全体に灰色なのでキノコ狩りの時は注意が必要です。
 
食・毒・薬 いちおう食用になりますが、柄の部分はあまり美味しくなく傘の部分が歯ごたえがあるそうです。